2019/11/30に発売されたAppleの高級フルワイヤレスイヤホンが2020/01/03にようやく入手することができました。そして、入手から約二週間経過。徐々にAirPods Proがどういった製品なのか理解してきた段階です。
さて、今回はAirPods Proを購入する前に知りたかった、ちゃんと調べておけば良かったなというところをまとめていきたいと思います。
ガジェットオタクという立場上、AirPods Proは購入せざるを得ない製品であったためほぼ衝動買いした私ですが、衝動買いできる方ばかりではないのがこの世の中ですからね。この記事が参考になればと思います。
購入前にしておきたかった5つのポイント
ノイズキャンセリング機能がやばすぎる…
以前Sonyのフルワイヤレスイヤホンを使って、やっぱりイヤホンのノイズキャンセリングはここらへんが限界なのかなと思いました。→WF-1000XM3を使った感想
というわけでぶっちゃけAirPods Proも大したことないんだろうなって。Twitterとかでやべーやべー騒がれているのはこれまでノイズキャンセリングイヤホンなんて使ったことのない人たちの言葉なんだろうなって。
使ってみてびっくり。こりゃソニーのノイズキャンセリングヘッドホン並みだわと。
ソニーのフルワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンはそこまでレベルの高いものではなかったわけですが、AppleのAirPods Proは世界最高峰のノイズキャンセリングを持つソニーのノイズキャンセリングヘッドホン(WH-1000XM3)に負けずとも劣らない能力を持っていたのです!!!
これ多分つけてみなくちゃわからないと思うし、テキストで「すごい!!!」って読んだ程度じゃわからないとは思うので、もう騙されたと思ってポチっと…。ええ。
充電端子がLightningコネクタ
購入前に調べればわかるだろという声が聞こえてきますが、AirPods Proってスペックで購入を考える人よりもその時のテンションとかフィーリングで購入する人が多い気がするので、この「充電端子がLightningコネクタ」という事実を購入して充電するまで気が付かないという人はいると思うのです。
世の中の端子がType-Cに統一化されつつあるわけですが、そんな中でもAirPods ProはLightningコネクタを採用してきました。
接続端子のコンパクトさを考えるとLightningじゃない?という方もいるかも知れませんが、ぶっちゃけそんなに変わりません。
画像の上にあるのがAirPods ProでLightningコネクタ。
画像の下にあるのがAnker Soundcore Liberty Air 2でType-C。
iPadもType-Cだし、AirPods ProもType-Cで良かったと思います。特に私はiPhoneは使っていないのでLightningコネクタは少々困ります。
自宅で充電すれば十分なのでケーブルを持ち歩く必要がないといえばそうなのですが、充電ポートにLightningケーブルを新しく追加しなくてはいけなくなると考えると少し残念です。
Androidでも使える!
実は私、スマホはAndroid端末です。 iPhoneに最適化されているとはいえ、Bluetoothイヤホンなんだから一応Androidで使えるだろ~笑笑
これくらいのノリで購入してしまいました。
パソコンはMacを使っていたり、iPadも購入する予定があったのでAndroid端末でまともに使えなくてもさして問題ではなかったとはいえ、自分のガジェットへの欲望には恐怖を覚えます。
さて、iPhoneにはAirPods Proを操作するためのソフトウェアが入っているため、AirPods Proの能力を最大限まで引き出すことができるのですが、Androidではそれはできません。それはAndroidを使っているものの宿命です。
では、AndroidではAirPods Proをまともに使えないのかと問われればそうではありません。Androidでも普通のBluetoothイヤホンのレベルで使用することは十分可能です。最強のノイズキャンセリング機能だけを求めてAndroid端末しか使っていないという人もAirPods Proを購入するというのは間違っていない行動だと思います。
接続切り替えが素早く行える
これまでBluetoothイヤホンには切り替えがめんどくさいという印象を抱いてきました。
最高でも一万円程度のBluetoothイヤホンしか購入してきていませんが、一万円のBluetoothイヤホンでさえ、複数デバイスのBluetoothイヤホンの切り替えは思い通りに行かずイライラしたものです。
AirPods Proも当然そうなのかなと思っていたのですが、なんとまったくそんなことなかったのです。
有線イヤホンをイヤホンジャックに差し替えるのと同じレベルで、接続したいデバイスのBluetooth設定から「Airpods pro」をタップすると3秒くらいで「てぃろりん♪」という音とともに接続がさらっと切り替わります。
この接続のかんたんさはユーザーにとって非常に重要な要素の一つで、無線だからこそのメンドクサの一つであった要素がきれいサッパリ消え去っているのです。他のBluetoothイヤホンにはない購入する理由の一つとして十分なパワーがあると思います。
汚れが結構目立つ
真っ白。とにかく真っ白。というわけでちょっと汚れが目立ちやすいDesignとなっております。
私は基本的に毎日黒いズボンを履き、ポケットにAirPods Proを入れてでかけます。
ズボンは繊維でできていますから当然AirPods Proにズボンの細かい繊維が付着して行くのですね。その繊維がケースの表面だけでなく、なぜかケースの内側まで進行してくるのです。
一応隙間があるのでそこから侵入しているということが想像されますが、にしても侵入速度がはやい。
2日もあれば、「ちょっと汚いなぁ」というくらいの繊維の汚れが溜まってしまいます。
いつも気になったらエアーダスターで吹き飛ばしてしまうのですが、ケースがとにかく「真っ白」なので汚れがすごく目立つのですぐに気になってしまう。
確かにAppleは白のイメージが強いですが、汚れが目立たないような色にしてくれてもいいんじゃないかなぁと思います。掃除するキッカケになるという意味でありがたい機能と考えることもできなくもないですが、たまに汚れが目立つことがストレスなので、もう少しなんとかならないかなぁと思います。
総合的にみたAirPods Proは
AirPods Proを買う前に知っておきたかったことは以上の5つです。
プラスな点、マイナスな点がありましたが、正直「ノイズキャンセリング機能がヤバすぎて」マイナス要素はすべてどこかに消え去ってしまうほどのノイズキャンセリングの強さがありました。
総合的に見て、「AirPods Pro」は購入すべきアイテムである。と、そう思います。
税込み3万円というニンテンドースイッチを購入できてしまうほどの価格ではありますが、その価格を出して手に入れられる日常の静寂はそれを超える価値があります。
音量増大による難聴障害。環境音のせいで音楽が聞こえない。こんな問題をたった3万円で解決することができるのであれば安いものです。
気になっている方はぜひ今すぐにでもポチることをおすすめします。