アイリスオーヤマの低温調理器を購入してみた。

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調理系家電のレビュー記事は始めてです。

最近、安い肉を柔らかく美味しく食べたいという欲求が湧いて出てきました。

調べてみると低温でじっくり肉を茹でることで、ささみや胸肉などの比較的安価に購入できる肉も柔らかい絶品料理になることがわかりました。

そしてどうやらそれを作るための専用の調理器具があるらしい。

それが「低温調理器」という調理器具らしいです。

今回はAmazonで上の方にでてきたアイリスオーヤマの低温調理器で柔らかお肉を作ってみたので、そのレビューをしていきたいと思います。

気がついたら一年以上使っていました。毎週一回2kgの鳥の胸肉がお世話になっております。

今回購入した低温調理器関連グッズ

今回購入したもの

Amazonで低温調理器を検索したら、アイリスオーヤマの低温調理器と出会いました。

低温調理器はどれも同じような形や見た目をしていたので、とりあえず名前を知っている「アイリスオーヤマ」さんなら安心かなという気持ちで買いました。わりと家電がアイリスオーヤマに統一されつつある…。

よく一緒に購入されている商品の欄にプラスチックのボックスとジップロックが一緒に入っていたので合わせて購入しました。

ジップロックに肉を入れ、プラスチックボックスに水を入れるという形になります。

このボックスは耐熱が-20℃から110℃まであるので低温調理器の水入れとして十分使うことが可能です。

低音調理に最適ななどを用意するのが大変な方は、1,200円程度で購入可能なこのボックスを購入すると、初期費用少なく低温調理デビューができると思います。

このボックスであれば、最悪使わなくてもキッチン道具の収納だったり、衣服の収納だったり、様々な用途に使えそうな便利なボックスでした。

低温調理器の使い方

低温調理器の使い方は非常にかんたんでした。

  • 茹でる温度
  • 茹でる時間

この2つを設定してボタンを押すだけです。

付属のレシピブックや広大なインターネットで「低温調理器 レシピ」なんて検索するといろいろ出てきます。

  • 65℃
  • 2時間

私はいつも上記の設定で鳥の胸肉を低温調理しています。

65℃で2時間はおそらくやり過ぎです。

しかし、鶏肉にはカンピロバクター菌だったり、サルモネラ菌が存在しています。

厚生労働省の食品別企画基準のサイトの食肉製品の箇所に下記の様な記述がありました。

特定加熱食肉製品(その中心部の温度を 63°で 30 分間加熱する方法又はこれと同
等以上の効力を有する方法以外の方法による加熱殺菌を行った食肉製品をいう。ただ
し、乾燥食肉製品及び非加熱食肉製品を除く。以下同じ。)

https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/jigyousya/shokuhin_kikaku/dl/09.pdf

中心部の温度を63℃で30分間加熱すると特定加熱食肉製品として言えるみたいなので、国の基準をざっくりと満たすのであれば、中心部の温度を63℃で30分間加熱はやるべきみたいです。

また、中心部の温度を63℃で30分間加熱をしたからといって菌が必ずしも死滅するわけでもないので、どこまでやるかは美味しさと健康とのトレードオフです。

私は、病気になってしまうほうが怖いので、ちょっとやり過ぎくらいの時間茹でることにしています。下痢、嘔吐、発熱…できるだけ避けたいです…。

結果的にまだ生焼けを食べてしまいお腹を壊すということはまだありません。

完成したお肉の感想

やはり65℃、2時間の設定だと、お店で出てくるようなプリップリのお肉とは違ったものになってしまいます。美味しさを追求するのであれば65℃、1時間くらいがちょうどいいと思います。

普通に焼いたときよりは柔らかいが、想像していたものとは少し違うちょっとだけ硬めの胸肉が完成します。

それでも普通に鳥の胸肉を焼いて食べるよりも全然美味しいです。

また、やはり茹でたてが一番美味しいです。

2kgをまとめて茹でて、タッパに入れて冷蔵して食べるというのが一番効率は良いのですが、やはり茹でたてが一番おいしいです。

低温調理器の使い勝手について

ほぼ放置で良いのが非常にすばらしいですが、肉の準備が少し手間です。

ジップロックに肉を入れ、ほぼ真空状態にする必要があります。

私はいつも容器に水を入れたあとに、肉を入れたジップロックを水に沈め、水圧で空気をジップロックから押し出しながらジップロックのチャックを締めて、ほぼ真空状態を作るという作業をする必要があります。

でもそれ以外は非常に簡単。

バケツに水を入れ、低温調理器をツッコミボタンを押してあとは放置するだけ。

1時間の茹で時間で良ければ、肉だけセットしてあとは他の料理をしてたら終わりますし、お米炊いてても終わります。

低温調理をセット→お米セット→おかず調理開始

みたいなフローでやれば非常に有効に料理時間を使えるのではないでしょうか。

低温調理器まとめ

低温調理器はざっくりといえば指定した温度で水温を保ってくれるガジェットです。

自分の必要とする水温に指定時間保ってくれるので、柔らかい鶏のサラダチキンを自宅で量産することができます。

茹でたては非常に美味しく、作る手間もほぼなく、非常によいガジェットです。

非料理好きにこそ勧めたい一品だと思います。

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