[比較レビュー]Apple AirPodsよりもAnker Liberty Airが優れているあの性能。

イヤホン

2018/12/25にAnkerから「Soundcore Liberty Air」が発売開始されました。

Appleの「AirPods」に似ていると評判ですが、自宅にAirPodsがあるので、実際に比較してみました。

大きさとか見た目とか、なかなか仕様のデータだとわかりにくいですからね。
写真で実際に見ていきましょう!

Anker「Soundcore Liberty Air」vs Apple「AirPods」

個人的に結構攻めた商品をAnkerは出して来たなぁ笑と私は思いました。雰囲気AirPodsそのままですからね笑

ただ、この新しいAnkerの「Soundcore Liberty Air(サウンドコア リバティー エアー)」はAirPodsみたいなイヤホンはほしいけれど、AirPodsは開放型だから…とかiPhoneユーザーに最適化されているから…とかそんな理由でAirPodsから遠ざかっていた消費者の心を掴む製品なのではないかと思います。

イヤホンに求めるものとしてはいろいろなものがありますね。
遮音性、音質、取り回しの良さ、色、形、フィット感……

AirPodsのあの「うどん」スタイルもその中の一つで、あのうどんスタイルに憧れ「AirPodsが欲しい」「AirPods」を使いたいという人もたくさんいたんじゃないかなと思います。

当初は「うどん」スタイルは「みみからうどん出てるダサいww」みたいな感じで評判になっていました。
しかし、じきにあのイヤホンを使う人が増えるにつれて、むしろあれは「特殊でかっこいい」とか、他のフルワイヤレスイヤホンは大きくてゴツくて耳についてるって感じだけど、AirPodsはうどんが耳から垂れているみたいではあるけれど、「スタイリッシュでコンパクト」というような意見を耳にするようになりました。

時代は変わったのです。たぶん。

今回はAirPodsとSound Core Liberty Airを比較し、AirPodsではなくLiberty Airを選ぶメリットを調査してみたいと思います。

大きさ比較

最初に「Soundcore Liberty Air」と「AirPods」の大きさを比較していきます。

ケース

おそらく一番気になるのはケースの大きさなのではないでしょうか?
フルワイヤレスイヤホンが他のワイヤレスイヤホンと違う点をあげるとすれば、ケースを持ち歩かなくてはならないというところだと思います。

イヤホンをポケットに忍ばせたいなんて人は、あんまりケースが大きいとポケットが膨らんでいやですし、邪魔ですよね。
というわけでケースを比較するとこんな感じです。

残念ながらケースはAirPodsのほうが小さく、コンパクトに収まっています。
個人的に横に長い分にはポケットが膨らまないのであまり問題だとは思わないのですが、厚みの部分はポケットの膨らみ加減に直接関係するので、少し残念ですね。

実際にAirPodsとLiberty Airをポケットに入れてみても、AirPodsはあまりポケットに入れた際にほとんど違和感はありませんが、Liberty Airは多少違和感があります。
どうしてもポケットになにかを入れている感は拭えません。

ケースではAirPodsに軍配ですかね。

イヤホン本体

次にイヤホン本体を比較してみます。

イヤ耳から垂れる部分通称「うどん」の大きさはあまり変わりません。
AirPodsは円、Liberty Airはかまぼこ型と多少違いはありますが、ほぼ同じカタチです。

一方、イヤホンのスピーカー部分、つまり耳に入れる部分は、Liberty Airが圧倒的に大きいです。
ぱっと見AirPodsの二倍の大きさがあります。

実際に耳に入れてみて、AirPodsと比較するとそれは顕著です。
AirPodsは耳にしっかりと収まっている感じがあって、耳からうどんという表現がとてもしっくりきますが、Liberty Air はすごい小さな片耳イヤホンがついていてなんとなくビジネス感あふれる…という感じに見え、雰囲気がまるで違いますね。
もしかしたら、今回購入したLiberty Airが黒なのでそういうイメージが先に浮かんでくるのかもしれませんが…でもまぁAirPodsよりはごついのは確かです。

AirPodsとLiberty Air、似てはいますが実際に耳に装着してみると、結構見たい目や雰囲気が変わりますね。

遮音性能比較

イヤホンで結構重要になってくるのが遮音性能です。
遮音性能とはそのままで、外音をどれだけ聞こえなくできるかという能力。

イヤホンは自宅の静かな場所だけで使われるわけではありません。
電車やバスの中、スーパーの買い物中など、騒がしい場所で音楽を使うのは日常茶飯事ですよね。

そんな時に重要なのが遮音性能なのです。
AirPodsとLiberty Airはこの部分に関してそもそも作り方が違います。

上の画像を見てください。

赤丸が「Liberty Air」の音が出力される部分。
青丸が「AirPods」 の音が出力される部分。

AirPodsは音楽が出る部分には特に何もついていませんが、Liberty Airにはシリコンのイヤーピースがついていますね。

専門用語で説明すると…

  • AirPods → 開放型
  • Liberty Air → 密閉型

という機構になっているのです。

簡単に言えば、AirPodsは耳に乗っけているだけといえば、乗っけているだけなので、耳穴とイヤホンの間には隙間があり、外音がするすると耳に入ってくるわけです。
一方、Liberty Airはシリコンでできたイヤーピースがついているため、耳穴とイヤホンの隙間がシリコンによって埋められ、外音が耳に入りにくくなっているのです。

というわけで、電車の中などの騒がしい場所でしっかりと音楽を聞きたい場合は、遮音性能がより高い密閉型を選ぶ必要があるわけですが、そうなると当然「Liberty Air」>「AirPods」となります。

圧倒的に「Liberty Air」が遮音性能は高いです。

フィット感比較

次にフィット感です。

そもそもカナル型と開放型ではイヤホンの耳に収める仕組みが異なり、フィット感と言ってもその感覚は全然種類の異なるものとなるのですが、一応書いておこうと思います。

だれの耳にも合うことが想像されるのは「AirPods」。
人を選びそうなのが「Liberty Air」。

という印象です。

AirPodsは遮音性をあまり考えていないので、耳に完全にフィットするようにはできていません。平型のイヤホンの音が出る穴が耳穴に向かって空いているというだけの、特殊な平型イヤホンなわけですから、基本的には万人の耳にきれいに収まるようなデザインになっています。

一方、Liberty Airはカナル型で遮音性を重要視して作られているため、できるだけ耳にフィットするように耳の形に合わせてデザインされています。つまり、この形が自分の耳に合わないとイヤホンがしっくり来ません。個人的な感想だと、少し大きめに作られており、耳が小さい人は少ししっくりこないかもしれないなぁと思いました。

私の耳の穴は少し小さい方で、右耳は大丈夫なのですが、左耳はなんとなくしっくりこない感じはあります。
ただ、付属する4つのイヤーピースの中で一番小さいイヤーピースを使ってみたら、取れやすくはあるものの、あまり不満なく使うことができているので、問題はありません。

あんまりにも耳が小さいという肩はLiberty Airは合わないかもしれないです。
まぁ、たいていの人は大丈夫だと思いますが…。

操作性比較

操作性についてです。

操作性についてはLiberty Airの完全圧勝です。
なぜならLiberty Airにはこれがあるから!

タッチパッド!!

左右どちらのイヤホン本体にもタッチパッドがついていて、音楽の再生停止、曲の移動などこのタッチパッドでできてしまうのです。

AirPodsも一応できるのですが、左右のダブルタップしかないので、つまり2つしか操作が設定できないんです。
その点Liberty Airはダブルタップと長押しができるので少し操作できる項目が多いです。
曲の再生/一時停止、曲送り、曲戻しができます。

おしまい

どうでしたか?

両者一番異なる部分はやはり遮音性能。
AirPodsは開放型ですが、Liberty Airはカナル型ということで、全然仕組みが違います。

どちらのイヤホンを購入するかは、そこで選んだ方がいいかもしれません。

もし遮音性能はどうでもいいやぁって人は操作性だったり、デザインで選ぶといいのかなぁと思います。
特にフルワイヤレスイヤホンはケースも持ち歩きますから、自身のライフスタイルに合わせて選んだほうが得策です。

基本的にカバンを持ち歩く人であれば多少ケースが大きくてもいいですが、手ぶらで移動するのであれば、ケースはポケットに入れなくてはならないので、できるだけ小さいほうがいいですよね。

あと価格!
AirPodsは¥16,800ですが、Liberty Airは¥7,999。
約2倍も違います。

この差をどう捉えるか。
この記事が参考になればと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

実際に一ヶ月Anker Soundcore Liberty Airを使い倒してレビューしてみました。
気になる方は是非お読みください↓↓

[レビュー]一ヶ月使ってわかったAnker Liberty Air のダメなところイイところがヤバすぎた!! | EXAnano

2018/12/25に突如として出現したAnker Soundcore Liberty Airですが、早くも発売開始から一ヶ月が経過しました。Amazonで発売開始した直後に購入したので私もLibe…

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