[レビュー]一ヶ月使ってわかったAnker Liberty Air のダメなところイイところがヤバすぎた!!

イヤホン

2018/12/25に突如として出現したAnker Soundcore Liberty Airですが、早くも発売開始から一ヶ月が経過しました。Amazonで発売開始した直後に購入したので私もLiberty Airを使用し始めてから一ヶ月経過したということになります。

AirPodsの出現でフルワイヤレスイヤホンが”当たり前”の世界になりつつありますが、安くてオシャレでスタイリッシュなフルワイヤレスイヤホンはなかなか出現しませんでした。
しかし、ついにAirPodsそっくりのしかもカナル型イヤホンが出た!ということで興奮したことをよく覚えています。

今回はAnker Soundcore Liberty Air を一ヶ月間使用してわかった、イイところとダメなところをご紹介していこうと思います。

Anker Soundcore Liberty Air のイイところ

フタを空けたらすぐにスマホにつながる

Anker Soundcore Liberty Airはフタを開けてイヤホンを取り出すと即電源が入ります。そして以前接続したスマホに自動的に接続されます。

左右一体型のワイヤレスイヤホンは電源ボタンがあり、電源を自分でONにしたりOFFにしたりする必要がありました。たいていが電源ボタンの長押しが電源ON/OFFに対応しており、意外と手間だったり…

でもLiberty Airはフタを開けてイヤホンを取り出すだけで電源がONになり、ケースにイヤホンをしまうだけで電源がOFFになるのです。「電源ボタンどこだっけ〜」、「電源落とすの忘れてた〜」みたいな悲劇は起こりえません。

とても便利です。

ポケットに入れてもあまり気にならない

フルワイヤレスイヤホンといえばやはりケースもセットなものが多いです。
というかおそらく基本的にケースとイヤホン本体がセットだと思います。

Amazonでフルワイヤレスイヤホンを調べてみるといろいろ出てきますが、どんな印象を持ちますか?

私はこんな風に思いました。

「ケースがでかいしゴツい!!」と。

ケースが大きいことの何が悪いってかというとポケットに入れたときに大きく膨らんでしまうということです。カバンを持ち歩く時はいいのですが、ふらっとおでかきするときなんかは手ぶらで行動するときもありますよね?特に男性は。

ケースが小さければケースをポケットに閉まっていてもあまり気が付きませんが、ゴツゴツしているケースだったり、でかいケースだったりすると結構気になります。

でもLiberty Airのケースは大丈夫でした。

まずとてもコンパクトです。AirPodsのケースと比較するとこんな感じ。

残念ながらAirPodsのほうがコンパクトですが、Liberty Airも負けないくらいコンパクトです。
ポケットに入れてもこんな感じ。

そこまで膨らんでませんよね?

それにケースもゴツゴツしていない!!
ケースの表面はとてもなめらかでスッキリしています。
この滑らかさのおかげでポケットにしまってもあまり違和感を感じることがありませんでした。

ケースを持ち歩く宿命から逃れられないワイヤレスイヤホンはケースが体に馴染むことはとても重要。その点LIberty Airのケースはとても優れているなぁと思いました。

フタのストッパーが磁石

ケースにはイヤホンが飛び出ないようにフタがついています。他製品だとこのフタの固定がツメであることが多いのですが、Liberty Airは磁石での固定となっています。

フタとケースの接合部分にはバネも入っており、開けた時は最大値までしっかり開き、閉めた時は磁力でぴったり止まります。

開けたり閉めたりが面白くてついそれで遊んでしまうこともしばしば…汗
パチパチ音を鳴らしてつい遊んでしまいます笑

バッテリー残量表示がわかりやすい

ケースの表面に3つのインジケーターがあり、そこでケースのバッテリー残量を確認することができます。常にインジケーターが点灯しているわけではなく、フタを開けるタイミングで光るので、イヤホンを使うたびにあとどれくらいで充電をすればいいかわかるので便利です。

私はインジケーターが残り一つの点灯となったタイミングで充電するようにしています。普通に使う分には3日程度は余裕で持つので自宅に帰って充電を忘れてしまっても安心です。

ケースが自立する

意外なことかもしれませんが、結構大事なことなんじゃないかなぁと思いました。

ケースが自立する。

ゴツゴツしたケースは平らな面が多いことが多く、そのようなケースは当然しっかりと平面に置くことが可能です。しかし、局面を大事にしたケースは丸みを帯びているため平面に”しっかり”と置くことができません。どうしてもころころしてしまいます。

気になる人はこれ気になりますよね。整理整頓してモノを起きたいのに自立しないっていうのは…
例えば、AirPodsはカプセル薬をそのまま横に伸ばしたような感じなので本当に自立しません。

でもLiberty Airは曲面中心で作られていますが、フタのテッペンが平面になっているのです!!

この平面のおかげで縦でしっかりと机の上に置くことができて、机の上に綺麗にモノを置くことができます。モニターの足の部分になにか置きたいみたいなときなんかものすごくいい感じにイヤホンを並べることができてとても気持ちが良いです。

Anker Soundcore Liberty Air のダメなところ

片耳イヤホンは右耳しかできない

フルワイヤレスイヤホンを買ってまず考えることが片耳イヤホンだったのですが、これって普通かな?笑

協力して仕事をしているときとか、ちょっと危ないところ(独立した歩道がない交通量の激しい道路とか夜道とか)では周りの音も一応聞こえるようにしておきたいなぁって時ありませんか?

そんな時は有線イヤホンの時は片耳だけ外していたり、左右一体型ワイヤレスイヤホンの時も片耳を外してぶら下げていたりとそんな使い方をすると思うのですが、やはり、片方が宙ぶらりんになっている状態はなんか気になってストレスです。

フルワイヤレスイヤホンであれば、左右が分離されているので、左耳だけ、もしくは右耳だけ耳に装着することで片耳イヤホンとして使えるんじゃないかなぁとまぁひらめきますよね。
しかも、使っていない方のイヤホンは充電ケースに収納することで充電もできますし、片耳イヤホンだったらケースの電池が切れるまで永遠に音楽を聞き続けられるのでは…と。

ということで、実際にやってみたんですが…

結果は右耳しかできない!でした…

もちろん両耳のイヤホンをケースから出した状態で片耳だけイヤホンにつけるという使い方であれば、左耳だけとしてでも、右耳だけとしても使うことは可能です。

しかし、右耳をケースで充電しながら、左耳を片耳イヤホンとして使うことはできませんでした。

どうやら仕組みとして上のような図になっているみたいなんです。スマホから圧縮された音源がまず右耳イヤホンに到達、そして左耳に送られる。そんな仕組みになっているみたいです。

そのため、右耳イヤホンは片耳イヤホンとして使うことができるのですが、左耳イヤホンは片耳イヤホンとして使うことはできなかったみたいです…涙

左耳のイヤホンがたまに切れる

”片耳イヤホンは右耳しかできない”で書いたように、音楽は「スマホ→右耳→左耳」というように転送されているようです。この仕組の影響なのかそうではないのかは製作者ではないのでわかりませんが、左耳のイヤホンから音が消えてしまうことがそれなりの頻度で発生しています。

ちょっと途切れて1秒くらい経過してまた元に戻りますし、右耳では音が流れ続けているのでそこまで問題であるとは思いませんが、やはり、突然両耳で聞こえていたものが右耳のみになってしまうのは少しびっくりします。

タッチパッドの誤作動

タッチパッドの誤作動と書きましたが、これは誤動作を誘発しやすいユーザーインターフェースであるという意味で書きました。

Liberty Airには左右のイヤホンにタッチパッドがついています。このタッチパッドを「ダブルタップ」もしくは「長いタップ」を行うことで4つのコントロールを行うことができます。

物理ボタンであれば、触れた程度ではコントロールが実行されないのですが、タッチであるとちょっとイヤホンの位置を修正しただけで作動してしまうことがあります。

実際にちょっとイヤホンがずれたと思って、イヤホンを耳に押し込もうとしたら、タッチパッドを少し長く押しすぎてしまって音楽コントローラーが起動してしまったり、音声アシスタントが起動してしまったり…

特に右耳のタッチパッドを長押ししたときに起動する音声アシスタントはやっかいですね汗
音楽が止まってしまいますし、動画も止まってしまいます。また再生させるのは少し手間です。

このあたりどうにかならないかなぁと切に願います。

micro-USB対応

さて、USB界隈ではすでにUSB Type-Cが席巻し始めています。MacbookでUSB Type-Cが世間に認知された途端、スマホの端子はほぼUSB Type-Cへ。そしてiPad ProもついにType-Cになりました。時期iPhoneもType-Cになるのではないかと言われています。

そんな時代になぜAnkerはmicro-USBを採用したのか!!高いからかそうなのか??

とっても残念です…。まだ私の持ち歩きガジェットの中にはmicro-USBケーブルを必要とするがいらっしゃいますから、まぁまだいいですが……
個人的には早くすべての端子がType-Cになってくれることを祈っていますので、このmicro-USBを採用したLiberty Airには少しがっかりしています。

Anker Soundcore Liberty Air まとめ

さて、ここまででAnker Soundcore Liberty Airを一ヶ月使って分かったイイところとダメなところを紹介しました。

正直いいところばかりでLiberty Airにお世話にならない日はなかったのですが、確かにダメな部分も少しありますよというお話です。

特にこれまで左右一体型のワイヤレスイヤホンを使ってきた身としては、フタを開けるだけでスマホに接続してくれるという部分と、ケースがあってポケットに乱雑に入れても大丈夫という部分が非常に助かっています。

ぶっちゃけこれだけで買う価値あると思う。マジ神。

ちなみにApple「AirPods」と今回紹介したAnker「Soundcore Liberty Air」を比べてみた記事も書いているのでよろしければご覧ください。

[比較レビュー]Anker Liberty AirとApple AirPods 、違いはなにか? | EXAnano

2018/12/25にAnkerから「Soundcore Liberty Air」が発売開始されました。 Appleの「AirPods」に似ていると評判ですが、自宅にAirPodsがあるので、実際に…

それでは快適なフルワイヤレスイヤホン生活を!!
読んでくださりありがとうございました。

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