激安コスパ最強ゲーミングイヤホン「JBL QUANTUM 50」レビュー

イヤホン

JBLはご存知でしょうか?オーディオメーカーで個人的には重低音ワイヤレススピーカーの中で世界最強だと思っている、超有名メーカーです。

今回はそのJBLがついにゲーミングイヤホンを出したということで、購入してみました。

しかも、注目すべきはその価格!2,873円という低価格でゲーミングに最適なイヤホンをゲットできるのです!

これはおすすめ!早速購入してみたので、レビューしてみます。

ちなみに私はSteelseries「Arctis 7」SONY「WH-1000XM3」SHURE「SE215SPE」etc…いろいろなそれなりに高額(?)なイヤホンヘッドホンを所有、使用してきました。高価格帯との比較という点で「私の感覚」の差ではありますが、その感覚の差も絡めてご紹介します。

外見紹介

まずは外見の紹介から行きましょう。

ゲーミングイヤホンですからね。世の中では「ゲーミング」と名のつくものは「七色に輝く」。むしろ「七色に輝く」ものはすべて「ゲーミング」である。みたいな風潮があります。が、残念ながら(?)この「JBL QUANTUM 50」は七色に輝くことはありません。※例:ゲーミングマスク

ちゃんとゲームのためにイヤホンを作っている感があってすばらしい。

というわけで「JBL QUANTUM 50」を見ていきましょう。

イヤホン本体

イヤホン本体は非常にゴッツイデザインとなっております。

寝ながら使うためにできるだけ耳から飛び出ないデザインに全力投球しているイヤホンや、つけている感覚をなくすために限りなく軽くすることに全力投球しているイヤホン。様々な工夫されたイヤホンがあります。

が、このイヤホンはゲーム以外では使うなと言わんばかりのゴツさを持っています。

SHURE SE215と比較するとこの通り。めちゃくちゃでかい。

ただ、このデカさ、耳から大きく飛び出るデザイン、非常に外しやすい

耳にフィットするように作られた大きなフォルム。ゴム素材で別部品として作られています。

つけやすく外しやすく、フィット感もすばらしい、使用感としては最高のデザインだと思います。

コントローラー

最近のイヤホンはあまりコントローラーが搭載されていない印象ですが、「JBL QUANTUM 50」は立派なコントローラーが突いています。

  • 音量調整スライダー
  • ミュートスライダー
  • マルチファンクションボタン

3つのコントローラーがついています。

音量調整スライダーが非常に使いやすいです。

よくあるコントローラーの音量調節は丸い円盤を回すタイプですが、このイヤホンは縦スライダーが突いているのです。すごくいい。すごく使いやすい。超便利。

ミュートスライダーが搭載されているのもいいですね。
会話していると結構マイクをオフにしたいタイミングってあると思うんです。

PCとかスマホ側で使用しているアプリケーションのマイクをミュートにするのも良いのですが、マイクそのものの入力をオフにしてしまうほうが手っ取り早く確実です。

イヤホン側にマイクミュート機能が搭載されているとその点非常に都合がよく、大変便利です。

特に、最近は在宅勤務でテレカンが増えてきた方も多いことでしょう。ゲーミングというタグはつけられていますが、この価格でここまでのコントローラーが搭載されたこのイヤホンはかなりおすすめです。

マイクモジュール

さて前項でコントローラーのお話をしましたが、この項ではマイクのお話です。

安いマイク付きイヤホンにありがちなのが、コントローラーにマイクが搭載されているという構造なのですが、この構造はあまりよくありません。

というのも、コントローラーをいじったときにマイクにノイズが乗ってしまうという問題が発生するからです。

音量をいじったときとか、マイクミュートの切り替えとかマルチファンクションボタンを押したときとか。コントローラーって何かと触る機会があると思います。

そんな時、マイクがコントローラーに搭載されていると、コントローラーを操作している音がノイズとして相手の届いてしまうんですよね。

マイクがコントローラーとは別の場所についているとその心配がなくなるので、気になる人はマイク付きイヤホン選びで気をつけなくてはならないことです。

特にゲームだとゲーム音が重要なシーンでノイズが乗ることで相手の迷惑になることもあるので、できるだけ気をつけたいですね。

ケーブル

このイヤホンは珍しく、イヤホンからコントローラーにかけてのケーブルと、コントローラーからジャックまでのケーブルの素材が違います。

イヤホンからコントローラーまでのケーブルは「ビニール」。

コントローラーからジャックまでのケーブルは「」。

でできています。

個人的にはすべて布ケーブルにしてほしかったところがありますが、片耳イヤホンをしやすいような設計にするためにイヤホンからコントローラーまでのケーブルはビニールにしたみたいです。

ケーブルの長い部分は引っかかりのない布製ケーブルということもあり、あまり絡まない印象を受けます。

有線イヤホンの一番めんどくさいところって、絡まるところだと思うんです。

絡まりにくいというだけで、買う候補にあがりましたね。僕は。

イヤホンジャック

L字、I字。この2つが定番のイヤホンジャックの形だと思うのですが、このイヤホンはなんか不思議な形をしています。

なんだろう?J字?

この形の何がいいのかよくわかりませんが、かっこいいと思います(テキトー)。以上です。

聞こえる音紹介

次にこのゲーミングイヤホンからどのような音が聞こえるのか書いていこうと思います。

聞こえる音って、結構人によって違うからあくまでも僕の感覚の話になりますのでご承知おきを。

音の感想を一言でいうと重低音強めで高音はサクサクした感じで聞こえるイヤホンです。高音はちょっと聞きづらいかなぁ…。

FPSゲームにはつかえる?

今流行のApex

FPSゲームには普通に使うことができます。

そりゃガチガチのゲーミングヘッドホンにはかないませんが、「敵が2階の壁裏にいる」くらいまでわかります。ちゃんと聞こえますね。

FPSゲームって足音が非常に重要なゲームで、その足音で敵がどのあたりの場所にいるかを把握しながら戦うゲームです。空間の音を正確に拾うことのできるオーディオデバイスはかなり重要になってきます。

基本的には高ければ高いデバイスのほうがよく、ヘッドホンのほうが空間音声の表現に強いので、より細かく情報を取得したい場合はもう迷わずヘッドホンを選択すべきです。

しかし、ゲームにある程度なれると、そこまで細かい音がわからなくても敵がどこにいるかを、雑な音からでも大体把握することができるようになります。

僕も冬は寒いのでSteelseries「Arctis 7」(ゲーミングヘッドセット)でゲームをしていますが、夏はとても暑くとてもヘッドホンをつけてなんていられないので、final E500みたいな2,020円なイヤホンだったりSHURE SE215SPEみたいなイヤホンでゲームをしています。(ようはそこら辺にあったイヤホンでゲームをしている)。

はい。全然できます。

ゲームプレイという観点で「JBL QUANTUM 50」が「SHURE SE215SPE」を超えるかと問われるとさすがにそこまでではないという印象ですが、ゲームプレイという観点で見れば「一歩後ろ」くらいの音はでてると思います。

SE215は安くて10,000円くらいしますからね。

2,800円ほどでそれとほぼ同等の性能を持ったゲーミングイヤホンを手に入れられるのはかなり素晴らしいことなのではないでしょうか。

音楽鑑賞にはどう?

残念ならが、音楽鑑賞には余り向いていないんじゃないかなと思います。

重低音はすばらしいです。EDMで重低音を楽しみたい!って人はかなりおすすめです。
さすがJBLって感じ。まじで重低音は出てる。

でも音楽って重低音だけではありませんよね?高音から重低音まで幅広い音が出てきます。

僕が一番気になったのは「オーケストラ」を聞いた時です。バイオリンの音とかがなんかすごく軽く聞こえたんですよね。シャリシャリ感といいますか…。

最近、ReoNaさんのANIMAにハマっているので聞いてみたんですけど、やっぱり高い音あたりが少しシャリシャリ聞こえるんですよね。SE215で聞いてみましたが、やっぱり「JBL QUANTUM 50」はシャリシャリしてるかなぁと思いました。

1万円のイヤホンと3千円のイヤホンを比べるなんて変な話なんですが、音楽鑑賞を第一にするならもっと別のイヤホンがあるかなと思います。

まとめ

同梱物こんな感じだった。

ゲームで使うぞ!って方はかなりおすすめです!足音も聞こえるし、銃声もちゃんと聞こえるし、マイクもついてるし、音量ボリュームもいじりやすいし。

でも音楽鑑賞でもバリバリ使うぞ!音楽鑑賞がメインだぞ!って方は別のイヤホンを検討したほうがいいかもしれません。

3,000円でゲーム特化の音調整されたイヤホンが手に入るなんてとてもいい時代ですね。イヤホンなので取り回しはいいし、スマホでもプレイステーションでもSwitchでもPCでも、いろいろな端末で使い回すことも気軽にできます。

ゲームするにはいい音!ってだけでも推せるのに、さらにとっても安いなんて推さない理由がないですね。

小中学生もお小遣いでギリギリとどく値段なのではないでしょうか。一本持っていていいイヤホンだと思います。

是非購入してみては?

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