新品パソコンを買うよりも中古パソコンを買う方がお得な理由。

パソコン

Thinkpad X230を2019/08に購入した。2012年6月5日発表された実に6年前に発表されたオールドパソコンである。価格は税込みで2万円。スペックは下で記載するが、相場より少し安い程度で購入することができたと思う。

今回は3万円くらいで新品パソコンを購入するくらいならその3万円で中古パソコンを買ったほうがもしかしたら幸せになれるのではないかというお話をしたいと思う。

パソコンは新品で買うべきという一般論

電化製品。得にパソコンは新品で購入すべきである。これはなんとなく世間一般の共通認識なのではないかと思う。

木材で作られたものであったり、プラスチックで作られたものであれば、多少壊れてしまっても、自分の力で原因が特定でき、接着剤などで修理が可能である。しかし、電化製品はそもそもどこが壊れたかがわかりにくく、たとえわかったとしても直し方がわかりにくかったり、修理に必要なスキルが高かったりするからである。

つまり、パソコンが壊れたときに自分で修理することが困難なので壊れる確率が新品よりも高い中古パソコンを購入するのは控えようという思考である。

さてさて果たしてこの思考はどうなんだろう。

少なくとも私はパソコンが壊れて使えなくなってしまったという記憶はない。おそらく一般家庭の5倍の量のパソコンがある私の部屋であるが、液晶画面を不注意でわってしまった以外、壊れて使えなくなってしまったパソコンはない。大学入学時に購入したMacbook Airも趣味から勉強から仕事まで一日中酷使していたのにも関わらず一回も修理に出すことなく、今は父の手に渡り元気に活躍している。

中古パソコンのほうが新品パソコンよりも壊れる可能性が高いというのは間違っていないと思うし、確実に正しいだろう。しかし、買ってすぐに壊れるというわけではないと考えるほうが良いような気がする。

また、現状購入できる新品の格安パソコンを購入し、そのパソコンを使用する際に生じるストレスを考慮すれば、3年ほど昔に発売された中古ハイスペックパソコンを購入したほうが、ストレスは少なくすむ可能性が高い。

低価格でハイスペックマシンが手に入る

「3年ほど昔に発売された中古ハイスペックパソコンを購入したほうが、ストレスは少なくすむ可能性が高い。 」この一文を読んで「どういうことだ?」という方がいたかもしれないので具体的な例を交えてお話しよう。

「今3万円で手に入るマシン」と「今3万円で手に入る過去のマシン」。

3万円で新品パソコンを購入するか中古パソコンを購入するか、どちらのほうがスペックの高いパソコンを購入することができるかという質問をしよう。

当然「今3万円で手に入る過去のマシンのスペック」 である。

例えばツクモで購入できる3万円の新品のノートパソコンを見てみよう。ツクモの決算セールで¥32,184(税込)の「TSNB14UP1BK」。

とりあえずド定番の箇所を確認していくと

  • CPU : Celeron
  • メモリ:4GB
  • HDD:64GB

詳しくは公式ページをみてもらいたい。

そして、こいつが今回私が購入したThinkpad X230(\20,000(税込))のスペックである。

  • CPU:Core i7-3520M
  • メモリ:4GB
  • HDD : 320GB

である。

1万円も安いのにも関わらず、HDD容量は5倍、CPUもi7。圧倒的勝利である。(ちなみに追加¥6,000でSSD240GBに換装,メモリ4GB増設した。これでもまだ3万円以下の¥26,000である。)

新品低スペと中古ハイスペどちらが快適か

古いパソコン(中古パソコン)は動作が遅いからたとえハイスペックだとしても新品の低スペパソコンの方が快適に使えると思ってはいないだろうか。

これは間違いである。

パソコンの動作が重くなってしまう理由はいくつかあるが、

  • スペック
  • ゴミファイルの蓄積

たいていはこの2つの理由が影響している。

5年間もパソコンを使っているとゴミフォルダが積み重なってパソコンのシステムの動作に影響を与えてしまっているというわけだ。

中古で購入したパソコンは当然OSがクリーンインストール、もしくはOSが入っていない状態で販売されているため、システムがまっさらな状態から使うことになる。つまり、ゴミファイルの蓄積によるマシン動作の低下はない。

スペックに関しては部品を交換する以外に向上させる方法がないため、低スペックのパソコンは低スペックのまま、ハイスペックのパソコンはハイスペックのまま、向上することは基本的にはない。特にノートパソコンの場合はその薄さから部品の交換が不可能な作りになっていたり、可能ではあるが困難であったり、弊害が大きい。

つまり、スペックは基本的に購入後に上下させることは難しいと考えるのが普通だ。

結論として、新品低スペパソコンを購入するよりも中古ハイスペパソコンを購入したほうが総合的にストレスを感じる可能性は低くなるのである。

新品パソコンを買うよりも中古パソコンを買う方がお得

  • 部品交換は難しい
  • 中古パソコンの方が安くハイスペックマシンが手に入る。

これらの理由から新品パソコンを買うよりも中古パソコンを買う方が精神的にもお財布的にも圧倒的にお得である。

大学生協で販売している低スペックなのにめちゃくちゃ高いパソコンを購入しようとしているそこのあなた。少し考え直してほしい。差額でもっとあなたにとって有意義なことにお金を使えるかもしれない。

ちなみに、7,8万出してまともなパソコンを購入しようとしている方は新品で購入するという選択肢もぜんぜんありだと思う。中古パソコンのほうがよりハイスペックなマシンを手に入れられる可能性が高いが、おそらく性能差はほぼないし、新品のパソコンの方がスペックが高い可能性も十分ある。今のi3のほうが昔のi5よりも性能ものもあるからね。

今回は3万円前後で新品パソコンを購入しようとしているあなたに向けてこの情報を発信している。7万円もパソコンに使えない。3万程度が限界。そんなあなたはぜひ中古でパソコンを探して見てほしい。

ちなみにThinkpadはおすすめだ。

部品交換がかんたんにできるので、HDDを交換したり、メモリを増設なんてこともかんたんにできる。もしもそういうことに少し興味があるなら手を出してみてもいいだろう。

それでは良きパソコンライフを。

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